ビラノア デザレックス ルパフィンについて
こんにちは!
お昼休みの時間でパパッと記事を書いてみます!
本日3/6は、昨日の雨上がりから気温も上昇しており、かなりの花粉飛散が予想されてます。
花粉症対策は如何でしょうか。
今回は、花粉症対策の基本となる薬物治療の中でもさらに基本となる内服のお薬、抗ヒスタミン薬についてご紹介致します。
抗ヒスタミン薬は、アレルギー性鼻炎のガイドラインでも軽症〜重症まで幅広く使われるベース薬の意味合いが強く、ほとんどの方が飲まれているかと思います。
代表的な薬としては、アレグラ、アレロック、タリオン、ザイザルなどがあります。
最近になって期待の新薬として雑誌等にも取り上げられている薬として、
ビラノア、デザレックス、ルパフィンが加わりました。
ビラノア、デザレックスは一昨年発売、ルパフィンは昨年の発売です。
何が変わったのか、大きな点は2点です!
①これからは1日1回投与の時代に!
アレグラやアレロックは1日2回朝晩投与です。
ザイザルは1日1回ですが就寝前という縛りがあります。
新しい3剤はいずれも1日1回で良いので、患者のライフスタイルに合わせた投与が可能となります。
症状が重い時間に合わせてその前に飲む事で効果的に花粉症症状が抑えられるようになります。
②眠気が少なくて効果も期待出来る時代に!
これまでの抗ヒスタミン薬は、
『効果が強い薬は眠くなる』『眠くならない薬は効果が弱い』
という問題点がありました。
その為、自動車運転などの注意や、薬によっては就寝前投与となっておりました。
ですが、近年の薬は眠気も少なく、効果も期待出来るようになってきました。
何故なのか?
イメージとしては【薬の成分が脳内にいかないように改良されたので眠くならず、しっかりと狙いの箇所(主に鼻粘膜)で作用する】
という感じです。
その為、日中の症状がとても辛い方や眠くなってはいけないような受験生や作業員、ドライバーにも使いやすくなりました。
以上が新しい抗ヒスタミン薬についての簡単な紹介になります。
抗ヒスタミン薬も非常に良くなってきましたが、飲んでいても中々効果を実感出来ない方もいらっしゃると思います。
その理由については次回ご紹介したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます☆